大日本印刷(=DNP、北島義俊社長)の100%子会社で、写真関連製品を販売する株式会社DNPフォトマーケティング(島田幸利社長)は、生活者がその場で写真をプリントできるセルフ型プリントシステム『PrintRush Jr.(プリントラッシュジュニア)』シリーズの販売を1月29日より開始した。
今回発売する新シリーズは、L判から付加価値の高い6切ワイドまでさまざまなサイズでプリントできるタイプや、写真からコピーしてプリントできるタイプなどの4機種。
DNPは、熱転写プリント方式でデジタル画像をプリントする際に使用される昇華型熱転写記録材で世界のトップシェアを獲得している。2005年4月からは、L版サイズの写真を世界最速の約3秒でプリントできるセルフ型プリントシステム『PrintRush』を開発し、プリントサービス事業を展開している。近年、デジタルカメラやカメラ付携帯電話の急速な普及により、デジタルフォトプリントの需要は、2008年度の日本国内で年間60億万枚以上と見込まれている。
こうした中、「もっと大きなサイズでプリントしたい」「データやネガフィルムを無くしたが、大切な古い写真からプリントできないか」といった要望が寄せられている。また、店舗からは、導入しやすい廉価なプリントシステムの提供が求められている。
今回DNPは、PrintRush Jr .シリーズとして、L判から6切ワイドまでの多様なサイズに対応するタイプ、写真からL判と6切ワイドの2つのサイズにプリントできるコピー専用タイプ、L判サイズを4秒でプリントする高速タイプ、プリンター1台搭載の標準タイプの4機種を開発した。
【システムの特長】
▽標準タイプや、高速タイプ、プリントサイズを選択できるタイプなど導入店舗のニーズにあわせて製品の選択が可能。
▽ネガフィルムやデジタルデータのない古い大切な写真でも、プリントされた写真があれば、プリントが可能。(コピー専用タイプ)
▽プリントサイズはL判から6切ワイドまで対応可能。
▽簡単な操作でトリミングが行え、L判サイズで1枚約4秒の高速プリントが可能。(プリンター2台搭載モデル)
▽硬貨だけでなく、千円札にも対応しており、大量のプリントも可能。
今回、PrintRush Jr. コピー専用タイプが、大手量販店等での採用が決定し、2月よりサービスを開始する。またDNPは今後、写真専門店やカメラ量販店、家電量販店などに積極的に販促を進め、2009年までに1,000台の設置を目指す。
『Fotolusio(フォトルシオ)』~DNPのフォト事業ブランドの立上げについて
DNPは、フォトプリント事業本格参加を内外に示すため、新しく事業ブランド『Fotolusio』を立上げた。『Fotolusio』には「Photograph(写真)」と、お客様の課題を解決する「Solution」、さらには、革新を表現する「Revolution」という意味が込められている。ステートメントの『More than a photo』は、私たちの「新しい写真の世界を創造したい」という熱い思いを表現したもの。
DNPは印刷で培ってきたコーティング技術などの応用により、これまで昇華型フォトプリントビジネスに注力してきたが、2006年にコニカミノルタグループから写真関連商品の製造・販売事業を譲り受けたことにより、銀塩写真を含めた総合的フォトプリントソリューションを提供していく。