大日本印刷(北島義俊社長、=DNP)は、デジタルカメラで撮影した新婦の顔写真を、さまざまなウェディングドレスと、結婚式場や披露宴会場と組み合わせたシミュレーションと、会場内のテーブル、テーブルクロス、ナプキン、装花などのコーディネートが閲覧できるシステム『Tri-V DESIGNER for Bridal(トリヴデザイナー・フォー・ブライダル)』のパッケージ製品を開発した。これは、同システムを搭載したパソコン、プリンターなど、必要な機器をパッケージ化したもので、DNPは、結婚式場などに向けて3月27日より、販売を開始した。
【システム概要】
Tri-V DESIGNER for Bridalは、あらかじめ登録されたドレス画像に新婦の顔写真を自然な形で合成し、実際の結婚式会場に立っているかのようなシミュレーション画像を表示する。会場のテーブルクロス、ナプキンなどと、ウェディングドレスやカラードレス、和装などの画像を切り替えることで、簡単に衣装と会場セッティングとの調和を確認することができる。また、気に入ったシミュレーション結果を保存して、パソコン画面上での比較やプリントアウトして持ち帰ることができる。
ドレス、会場、テーブルクロス、ナプキンなどの素材画像は、追加・変更が可能。
DNPは、従来、ドレスと会場のみを差し替える仕様で、サーバーを利用するネットワークシステムとして、Tri-V DESIGNER for Bridalを提供してきた。今回、会場のコーディネート機能を追加するとともに、手軽に導入できるよう、ネットワークを利用する必要のない、パソコン、プリンターなど必要な機器とパッケージ化したスタンドアロン型を開発した。これによって、導入までの期間が、従来の半分の2ヶ月程度となる。
【価格・販売目標】
システムは、タッチパネル式パソコン、持ち運びできる小型プリンターで構成され、導入および運用にかかる費用は以下の通り。
▽初期費用:導入企業ごとのオリジナル操作画面のデザイン費、操作フローの設定費、初期ライセンス費として200万円(税抜き)。
▽素材登録費:同システム用に素材画像を制作し、登録する作業費。点数に応じて費用は変わるが、100点の素材画像を制作・登録した場合で約100万円(税抜き、撮影代別途)。
▽サービス利用料:
ソフトウェアおよび機器の利用料として年額60万円(税抜き、年額一括払い)。
DNPはTri-V DESIGNER for Bridalにより、2008年度から3年間で50件、3億円の売上を見込んでいる。