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メーカー動向
2008年09月30日 メーカー動向
イトーテック・ジャッカル型断裁機が10000号機導入を達成

イトーテック(愛知県犬山市、伊藤嘉康社長)は9月26日、名古屋市昭和区の光文堂技術サービスセンターで開催された「光文堂第32回最新製本省力化機材展」の会場において「ジャッカル型断裁機第10000号機納入記念式」を催した。
同社では昭和48年にジャッカル型断裁機を市場に投入して以来、35年間にわたって販売を行ってきたが、記念すべき1万号機が飯島製本(本社・名古屋市昭和区)の白川工場(岐阜県加茂郡白川町河東字荷付656)に納入されることが決まった。
納入記念式では伊藤社長は大要次の通りにあいさつした。
「大正8年2月13日の創業以来、今日まで断裁機メーカーとして一筋に邁進してきた結果、おかげさまで日本はもとより、世界61カ国のお客様に当社の断裁機が愛用されるようになった。
 当社の本社ビル入口には、私の祖父が手書きしたものと思われる昭和11年11月5日の断裁機売買契約書が飾られている。名古屋市西区にある掛下製本様が戦禍を乗り越え、大切に保存して下さったものをお預かりしているが、これを見上げると元気と夢が湧いてくる。
 それまで愛知県の一断裁機メーカーであった当時の伊藤鐵工所が、全国展開をしていく切っ掛けとなった主力製品が両引きのジャッカル型断裁機であり、昭和48年にその1号機が生まれた。以来35年、1万号機を数えるにあたり、地元愛知県の飯島製本様に嫁入りのご相談を申し上げたところ、二つ返事でお引き受けいただくことになった。
 改めて飯島製本様に対し、感謝の意を表すとともに、『第32回製本省力化機材展』にその場所と時間を快く提供していただいた光文堂様に重ねて御礼申し上げる。再び72年前の売買契約書を見上げ、初心に戻り、印刷産業界へのご恩返しができるよう、元気と夢にあふれた会社を目指して良い断裁機を造っていきたい」
 一方、1万号納入先となった飯島製本の飯島浩司社長は「記念すべきジャッカル型断裁機の第1万号機を当社に導入できることを大変光栄に思っている。昭和48年に1号機を販売されて以来、35年間で1万台を納入されたということは、平均して年間300台を販売しないと達成できない数字であり、大変苦労されたと思われる。
当社でも地元のイトーテックさんのジャッカル型断裁機を愛用させていただき、名古屋の5工場をはじめ、関西・関東の7工場すべてに納入し、計25台が稼動している。1万号機達成を契機にイトーテックさんの繁栄を祈念している」と述べた。
 この後、伊藤嘉康社長から飯島昇会長に「感謝」の文字が刻まれたガラスの盾と記念品が手渡された。
今回、1万号機納入を達成した「ジャッカル型断裁機」は、両引き駆動が採用されており、抜群の精度と刃持ちの良さで定評があり、群を抜いて高い信頼性を誇る。
ペーパーカッターの歴史を変えた伝統が完成度の高さとして引き継がれており、世界で初めてコンピュータ数値制御コントロール装置を搭載するなど、断裁機の歴史を変える画期的なシステムとして世界の注目を集めている。


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