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2009年02月23日 ユーザー動向
大日本印刷 『ヒューマンリサーチラボ』を新宿区に開設

大日本印刷(=DNP、北島義俊社長)は、商品やサービスのブランドを適切に訴求する販売促進やパッケージデザインの調査・分析を行う『ヒューマンリサーチラボ』を東京・新宿区に2月23日開設する。これは、生活者の消費行動における、商品認知から選択・購買、使用までの心理・行動などを調査し、ブランドの価値が生活者に適切に伝えられているかどうかを独自の手法で数値化し、提案に生かしていくことを目指した。
 同ラボは、ポスターやコマーシャルなどの宣伝販促物からの商品認知や店頭におけるPOPやパッケージデザインが購買に及ぼす影響、パッケージ形状や説明文書による使いやすさなどを、IT機器などを使用して調査する。DNPが独自に体系化した消費行動プロセスモデルを使って、パッケージや告知物などのコミュニケーションメディアの分析・評価を行い、効果を検証することで、生活者の価値観に最もフィットするブランド戦略を創出する。

【ヒューマンリサーチラボの概要】
■消費行動プロセスモデルについて
DNPが独自に体系化した消費行動プロセスモデルは、生活者の消費行動を「認知」「購買・選択」「使用(廃棄・保管)」の3つのプロセスに分類し、そのプロセスをさらに細分化して問題点を発掘し、ブランドを総合的に評価する。具体的には、インタビューやアンケートによる「心理計測」、店頭の棚の中からどのようなデザインの商品が手にとられる機会が多いかなど、商品やサービスを実際に体験させてみる「行動計測」、視線動向などヒトの体の反応を観測する「生理計測」による分析がある。これらの分析手法を、調査内容に応じて組み合わせることで、商品やサービスがもつブランドメッセージが、生活者の感性に適切に伝えられているかどうかを数値化し、総合的に評価する。
■ヒューマンリサーチラボの主な機能について
同ラボは、被験者にインタビューや、商品やサービスを体験してもらう「テストルーム」と、それを観察する「モニタールーム」の2つで構成されている。モニタールームでは、被験者がテストルームで行う以下の実験や検証をその場で観察することができる。
▽マルチ画面観察・回顧システム
 テストルームでのインタビューの様子や、商品の開封や使用状況などの調査、IT機器やシステムを使用した擬似的な店頭での行動調査などを、天井に設置したドームカメラ3台で撮影し、モニタールームで観察することができる。3台のカメラの映像を画面分割して、一つのディスプレイに表示することや、使用状況などを振り返って再生することができる。これらのシステムにより、心理計測と行動計測が可能。
▽アイトラッキングシステム
生活者の眼球の動きを測定、分析することで、生活者の無意識行動を解析する生理計測システムで、ポスターやパンフレットなどの広告媒体や、店頭の商品棚におかれたパッケージデザインに対する生活者の視線の軌跡、視線停留順序、注視ポイントを知ることができる。「広告で伝えたい部分を生活者が見ているのか」「店頭でどの商品が目立っているのか」「ポスターやパッケージデザインのどこを見ているのか」「商品を使用する際、どこを確認しているのか」などを把握することが可能。
▽イメージバスケット
52インチの画面に仮想店舗の映像を映し、生活者が店頭で商品を見て、考えて、購入するまでの流れをヴァーチャルな空間を通じて体験してもらい、どのデザインの商品を手にしたかなど、来店から購入までの生活者の行動を調査することができる。ポスターなどの広告物での利用や、アイトラッキングシステムとの連動も可能で、幅広い視点・角度から分析が可能。
※上記各システムに関する詳細は以下のURLを参照のこと。
http://packaging.jp/modules/product/product-4.html
▽「PUL(パル)」との連携
パッケージの使いやすさを評価する施設PULとヒューマンリサーチラボとの連携により、商品の訴求力、使い勝手など総合的な評価を行うことが可能。
【価格】
「認知」「購買・選択」「使用」の各プロセスの基本評価で100万円(税抜き)から。


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