三菱製紙(佐藤健社長)は、新たな銀ナノ粒子と印刷用専用シートにより、焼成処理無しで電子回路配線を形成する技術を開発した。 この技術により、各種電子回路の配線やRFID(無線識別)カードのアンテナや電磁波シールドなどをより簡易に製造することができる。また、従来技術で作製することが困難であった大面積の電子回路をロールツーロールで作製する「プリンタブル・エレクトロニクス」実現への可能性を開くことができると期待される。同社では、今後、この技術を用い、銀ナノ粒子インクや印刷用専用シートを順次商品化していくとしている。 ■新技術の特長 ▽焼成処理 従来は銀ペーストをスクリーン印刷し、120℃から150℃で加熱硬化させることで銀配線を形成していたが、電気抵抗が高いため、銀を厚く印刷する必要があった。 そこで、銀の使用量を減らしコストを下げるために、銀ナノ粒子を印刷し銀配線を形成する検討がされているが、100℃から200℃で10分から30分程度の加熱工程(焼成)が必要であり、基材に耐熱性が要求されていた。この焼成が不要となる。 ▽電気抵抗値 電気抵抗は1㎝あたり10のマイナス5乗オームからマイナス6乗オームと、銀ナノ粒子を焼成する事により得られる電気抵抗と同等レベルを実現している。 ▽環境に配慮した水系 銀ナノ粒子は、環境に配慮した水溶媒にて独自の方法を用いて製造している。現在はインクジェット印刷用インクのサンプル供給を行っており、さらにスクリーン印刷、フレキソ印刷等の他の印刷方式に対応したインクやペーストも順次開発中。 ▽専用シート 印刷専用シートはPETフィルムまたは耐水紙をベースとしており、最大幅1500㎜のロール形状あるいはカットシートでの供給となる。 速乾性、耐水性、フレキシブル性、配線の密着性を有し、曲げたり擦ったりしても回路配線の断線や剥離は生じにくい。また、銀ナノ粒子の印刷のみならず、一般的なカラー印刷も行えるため、電子回路配線とバーコード印刷等の各種印刷を共存させることも可能。
RFIDアンテナイメージ(インクジェットプリンタを使用)
モリサワ(森澤彰彦社長)は8月9日より、同社ソフトウエアの提供方法について従来の販売形式での提供に加え、新たに「年間契約」形式での提供を開始する。 同時に、販売製品を対象とした新たな「保守契約」も開始し、ユーザーが安心して継続的に同社ソフトウエアを使用でき...
粘着材料やラベル製品を提供するエイブリィ・デニソン社(本社:米国カリフォルニア州パサデナ、代表取締役社長兼最高経営責任者:ディーン・スカボロ氏)はこのほど、ロールマテリアル部門におけるアジア太平洋地区のバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーにジョージ・...
大日本印刷(北島義俊社長)と凸版印刷(金子眞吾社長)は、2社を発起人とする「電子出版制作・流通協議会」を7月27日開催した総会における議決を得て、正式に設立した。 同協議会は、出版業界との密接な連携のもと、日本の電子出版ビジネスの成長と健全な発展のための環...
現在、年々業界規模が縮小をし続ける印刷業界にあって、2010年は1つの象徴的なターニングポイントになると予想されている。 Kindleやipadに代表される電子書籍端末の旺盛な需要を背景に印刷物重要が今後激減する危険性をはらんでいる中で、全国の印刷業を中心...
有限会社ピクア(東京都、末松一郎社長)は、特別な機械を一切使わずに 容器包装用のシュリンクラベルが制作できるフィルム材料「お手軽・シュリンクラベル」を4月10日、発売する。
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大日本印刷(=DNP、北島義俊社長)の100%子会社で、写真関連製品を販売するDNPフォトルシオ(島田幸利社長)は、生活者がその場で簡単にフォトブックが作製できる国内初のセルフ型プリントシステム『PrintRush PhotoBook(プリントラッシュ フォトブック)』の展開を2月中旬より本格的に開始する。
凸版印刷(東京都千代田区、足立直機社長)は、ITソリューション事業の拡大を目指し、凸版印刷のIT関連部門および、トッパン・マルチソフト(=TMS、東京都台東区、加藤孝雄社長)、トッパン・エヌエスダブリュ(=トッパンNSW、東京都文京区、道用雅浩社長)を統合し、トッパンシステムソリューションズ(=新会社)として4月1日よりスタートする。
コニカミノルタグラフィックイメージング・モリサワ共催の「"伝える"ためのユニバーサルデザイン」セミナーを3月11日に千代田区・総評会館で開催する。当日はNPO法人メディア・ユニバーサル・デザイン協会を特別講師に招き、より多くの人たちに情報を正確に「伝える」には"何に"気をつけるべきか、事例を交えて紹介する。