大日本印刷(=DNP、北島義俊社長)は、ICカード用の高セキュリティなOS「MULTOS(マルトス)」を搭載したmicroSDカードを世界で初めて開発した。 今回、microSDカードに搭載したMULTOSは、ICカードとしてキャッシュカード、クレジットカード、電子マネー、ポイントサービス、ネットワーク認証などの用途に使用されている。また、microSDカードは、携帯電話やデジタルカメラをはじめとするモバイル機器など、さまざまな電子機器で利用されている。このMULTOSを搭載したmicroSDカードを電子機器に装着することで、既存のアプリケーションを有効活用しながら、よりセキュリティ性の高い認証や決済を利用することができる。
【製品概要と特長】 今回開発したmicroSDカードを携帯電話やノートパソコンなどのモバイル機器に装着することにより、生活者はネットワークを通じたサービスをより安全で便利に利用することができるようになる。 1. 高セキュリティICチップ搭載による高い安全性 同カードのICチップは、外部から解析されにくい優れた機密性をもち、現在多く使用されている暗号よりも高度な、RSA暗号2048bitやAES暗号、SHA256に対応している。また、電子マネー、クレジット、ポイントなどの金融系アプリケーションや、ネットワーク認証で使用されるPKIなど、セキュリティ性の高いアプリケーションの搭載が可能。 2. モバイル機器の機能性向上 当カードを利用して、モバイル機器に認証や決済、暗号化などの機能を追加することができる。これまで、ICカードと専用リーダーライターを必要としていたサービスが、microSD用のスロットさえあれば手軽に利用することができるようになる。 3. 高セキュリティな外部記録装置として利用可能 2GBの容量をもつFlashメモリーに保存した重要データを、安全に記録・保護することができる。 【期待される活用例】 1.モバイル機器向けのネットワーク用セキュリティデバイスとしての活用例 モバイル機器から、会員制サイトなどへアクセスする際、当カードの高セキュリティな電子証明書の機能を利用することで、安全にサイトへログインできるようになる。 電子マネーやポイントなどを利用する際の安全なオンラインショッピングを実現する。 有料放送などの課金サービスを利用する際、当カードを加入者識別用モジュールとして利用することで、正当なユーザーであることを認証し、番組の視聴などが可能になる。 2.異なる機器間をつなぐ“ブリッジメディア”としての活用例 小さく、持ち運びに便利で、当カードに保存した各データを他の電子機器でも安全に利用できることから、機密文書などの持ち運び時にUSBメモリーの代替品として利用できる。 同カード内に保存したデータであれば、シンクライアントに対応していないネットブックなどでも情報漏洩を防止する。 将来的には、ICカード機能付のスマートフォンなどの機種を変更する際に、そのスマートフォンで使用しているアプリケーションとICカードデータを一括で他の機種に移行するためのメディアとしての利用が可能。また、家庭内で録画した著作権保護済の番組データを、携帯電話やポータブル動画プレイヤーなどに持ち運んで視聴する際のメディアとしての利用などが期待できる。 3.電子機器向けのシステム格納デバイス 同カードは、ハードディスクの代わりに電子機器に搭載するOSやシステムを格納するデバイスとして利用することができる。起動や動作に必要な重要データをICチップに格納することで、ソフトウェアの不正コピー防止が可能となる。また、microSDカードという小さな形状のため、これまでよりも小型な電子機器への実装、および同カードを用いることによる電子機器の高性能化が見込める。
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大日本印刷(=DNP、北島義俊社長)の100%子会社で、写真関連製品を販売するDNPフォトルシオ(島田幸利社長)は、生活者がその場で簡単にフォトブックが作製できる国内初のセルフ型プリントシステム『PrintRush PhotoBook(プリントラッシュ フォトブック)』の展開を2月中旬より本格的に開始する。
凸版印刷(東京都千代田区、足立直機社長)は、ITソリューション事業の拡大を目指し、凸版印刷のIT関連部門および、トッパン・マルチソフト(=TMS、東京都台東区、加藤孝雄社長)、トッパン・エヌエスダブリュ(=トッパンNSW、東京都文京区、道用雅浩社長)を統合し、トッパンシステムソリューションズ(=新会社)として4月1日よりスタートする。
コニカミノルタグラフィックイメージング・モリサワ共催の「"伝える"ためのユニバーサルデザイン」セミナーを3月11日に千代田区・総評会館で開催する。当日はNPO法人メディア・ユニバーサル・デザイン協会を特別講師に招き、より多くの人たちに情報を正確に「伝える」には"何に"気をつけるべきか、事例を交えて紹介する。