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2010年03月12日 新製品情報
大日本印刷 ID統合管理システムに「IDCM pro」を開発

大日本印刷(=DNP、北島義俊社長)は、オフィスで利用されるICカードを使用した社員証などのID証の運用に必要な各機能をパッケージ化したID統合管理システムに、Microsoft Windows ServerのActive Directory(=AD)と連携する機能を追加した。4月19日より『IDCM Pro(ID Card Management System Pro)』として販売を開始する。
 ADは、Windows Serverに搭載されている機能のひとつで、パソコンやプリンターなどの情報機器と、それらを利用する社員の属性やアクセス権限などの情報を一元管理する機能をもっている。
 DNPが2008年3月に開発したID統合管理システムは、ICカードを使用した社員証や入館証、学生証などのID証の運用に必要な機能をパッケージ化し、短期間、低コストで一元管理できるシステム。ID証の情報を、入退場管理や勤怠管理など、ほかに社内で利用している各システムのフォーマットに合わせて自動的に変換して配信する機能や、ID証の新規発行や再発行、更新といった実際の利用場面に応じた管理機能などを有している。今回DNPは、ADで管理している情報と、ID統合管理システムで管理・運用している各システムとの連携を可能にし、さらなる情報管理の効率化とセキュリティの向上を実現する「IDCM Pro」を開発した。

【IDCM Proの概要と特長】
ADは、社員の属性やアクセス権限などの情報は管理できるが、ID証の情報を管理する機能がない。そのため、例えば新入社員へID証を発行した際、ID証と、社内ネットワークのアクセス権限などを管理するADとの連携を図る場合、ADとID統合管理システムのそれぞれに社員情報を登録する作業が必要だった。
 今回開発した「IDCM Pro」は、ADで管理する情報システムを中心とした情報セキュリティと、ID統合管理システムで管理するID証と入退場ゲートなどの機器を中心とした物理的なセキュリティの双方を連携させて一元管理することができる。これにより、企業全体のセキュリティの向上と情報の管理・運用コストの低減を実現する。
1.Active Directory連携機能
 氏名や所属部署、ログオンアカウント、アクセス権限などの社員情報を既にADを利用して管理している企業では、IDCM Pro向けのデータを別途登録することなく、AD上の社員情報をIDCM Proに取り込むことができる。
新規にID情報の管理を行う企業の場合、運用方法にあわせて、IDCM Proに登録した社員情報をAD側に取り込むことも可能。また、この連携機能により、社員の退職や異動など、IDCM ProもしくはADのどちらかに登録すれば、その変更内容が、両方のシステムに反映され、パソコンの利用権限や入退場などの変更管理を速やかに行える。
2.TranC'ert  Enterprise連携機能
ICカードを使ってパソコンの不正利用を防止するセキュリティシステム「TranC'ert Enterprise」(=TCE)との機能連携も可能。この連携により、TCE向けのデータを個別に登録することなく、IDCM Pro上の社員情報とID証の情報(社員番号や発行回数など)をTCEに反映させることができる。AD連携機能と同様に、社員の属性情報の変更に応じて速やかに対応が可能。
3.ワークフロー機能
 IDCM Proは、社内の部門や部署間の連携において必要となる、各種申請や承認といったワークフローを一元管理する機能も有している。例えば、総務部などのID証発行部門が登録した社員情報を、ADやTCEなどを管理する情報システム部門へ申請し、承認を得るまでの一連の情報管理をIDCM Proによって行える。また、ADやTCEに社員情報を登録・修正する日を設定できる。これにより、事前に作成した社員情報を人事異動の発令日などのあわせて、一斉にADやTCEに反映することができる。


キーワード DNP   ICカード   ID証   大日本印刷
カテゴリ 新製品情報
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