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大日本印刷(=DNP、北島義俊社長)は、パソコンのファイルやフォルダ内のデータを、アイコン操作と同じ直感的かつ簡単な操作で一括して暗号化できるソフトウエア「雪見式想起技法活用暗号装具」(=「雪見式」)を、3月1日13時より3ヶ月間無償(フリー)で提供する。
「雪見式」は、暗号を復号化する際の認証方法として、複数種類の認証方式を自由に組合せることが可能な多要素認証方式を国内で初めて採用した暗号化ソフトウエア。同ソフトウエアは、日本語版と英語版があり、下記URLからダウンロードでききる。
「雪見式」日本語版URL: http://www.dnp.co.jp/bf/ss/
「雪見式」英語版は4月上旬頃から下記URLでダウンロードできる。
英語版URL: http://www.dnp.co.jp/CGI/bf/ss/software/viewer.cgi?mode=detail¤t_seq=3
(上記のURLより専用ファイルをダウンロードし、インストールするだけで利用できうr。管理者権限は不要)
【「雪見式」の概要と特長】
「雪見式」は、DNPが独自に開発した暗号化ソフトウエアで、視覚的にわかりやすいアイコンなどの表示を活用して、大部分の基本的な操作をマウスで行えるGUI(Graphical User Interface)を利用しており、より直感的な操作が可能。また、安全な認証方法として多要素認証方式を採用することで、情報漏えいのリスクを低減させ、企業・団体、個人で管理する情報はもちろんのこと、限られたメンバー間で共有する情報のやり取りにおいても安全に利用することができる。
1.国内初 複数の認証方法をもつ暗号化ソフトウエア
「雪見式」の認証方法は以下の4種類。
01 ICカード認証 : パソコンに接続したリーダーにSSFC仕様のICカードをかざすことで認証。
02 その他の非接触ICカード認証 : パソコンに接続したリーダーに非接触ICカード(FeliCa、TypeA)をかざすことで認証。
03 JPEG画像ファイル認証 : 認証用に設定したJPEG画像を選択することで認証。
04 Q&A方式パスワード認証 : 任意に設定した質問に対応する回答を入力することで認証。
4種類の認証方法の中から認証方法をひとつ選択、または複数の認証方法を組み合わせることができ、利用者が保存するデータの重要度、目的に応じて使い分けることができる。
2.画像ファイルに重要データを格納
デジカメで撮影した写真など任意のJPEG画像ファイルに、暗号化したデータを秘密裏に格納できる機能を有している。通常のパソコン画面では、この画像ファイルをクリックしても画像としてしか表示されないため、暗号化された重要なデータがこの画像に格納されているという認識を与えない。「雪見式」ソフトウエアを利用してこの画像を認証した場合のみ、格納したデータを利用することができる。
メールを利用してデータ交換を実施する場合、容量の問題で大きなデータを添付できないケースがあるが、「雪見式」を利用すれば、インターネット上のフォトアルバムサイトなどを通じて、安全にデータを交換することが可能となる。
3.データを格納したJPEG画像をパスワード想起のきっかけにできる
データを格納したJPEG画像を見て、想起されるトピックやイメージと関連したQ&Aパスワードにすることで、忘れがちなパスワードを思い出すきっかけにすることができる。パスワードの管理は以下の3つの方法がある。
01 パスワードの方式として、質問と回答(パスワード)を利用者が任意に設定できるQ&A方式を採用している。
02 パスワードの代わりにJPEG画像を選択する簡単な操作での認証が可能。
03 パスワードの代わりに非接触ICカードをかざす簡単な操作での認証が可能。
4.利用者自身が、後から認証機能を追加できる(プライベート認証機能)
一般的に、本人以外が設定したパスワードをいつまでも記憶しておく事は困難。例えば、メールなどでパスワード付きデータを交換する際に、添付したメールではなく、別のメールでパスワードを知らせる方法などが、このケースにあたる。このような課題を解決するために雪見式では、以下の方法を提供している。
雪見式用のアイコンを作成する者(作成者)が「プライベート認証を許可する」を選択しておきます。作成者以外の者がアイコン内のデータを利用する場合、作成者が設定した認証方法で一度認証を完了させる。その後、同該データを利用する際に必要となる認証方法を利用者自身が新たに追加で設定することができる。(新たに追加する認証方法は、多要素認証も可能。)
プライベート認証方法の設定後でも、最初に作成者が設定した認証方法を採用してデータを利用することができる。
このように雪見式は、作成者や他の利用者の都合に合わせて、幅広い認証方法を組み合わせられる暗号化ソフトウエア。
5.便利な運用機能
FeliCa以外の非接触ICカード(TypeA)での認証も可能。非接触ICカードのリーダーライターとして、最新の短距離無線通信規格であるNFCに対応した機種もラインアップに加えた。
「雪見式」のソフトウエアをインストールする際にアドミニストレータ(管理者)権限が不要なため、誰でもすぐにセットアップして利用できる。
【『雪見式』の利用方法】
データの保管場所として玉手箱やトランク、宝箱といったユニークで斬新な約40種類の絵柄のアイコンを使用する。複数のファイルを一括して暗号化して保管することができ、その保管方法は、取り込みたいファイルやフォルダを選択し、そのまま保管場所として指定したアイコンにドラッグ&ドロップするだけで、その内容を暗号化して保管する。これはWindows画面上でテキストや画像のデータをフォルダに移すのと同じ感覚で容易に利用できる。
保管したデータを取り出して、利用するには保管箱アイコン作成時に設定した認証が必要。保管箱アイコンをダブルクリックし、画面の指示に従って認証することにより、データを復号化することができる。
【今後の展開】
2010年6月以降は、企業や団体を中心に「雪見式」を有料(予定価格:2,000円)で販売する。今後予定している機能追加は、多人数で相互にデータ交換を行う際の利便性を向上させるグループ機能の追加。さらに、ICカード運転免許証(TypeB)を、新たな認証用の非接触ICカードとして利用できるようにし、NFC対応のリーダーライターの活躍の場を広げていくとともに、多要素認証の利点と安全性を啓蒙していく。
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