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2010年05月02日 メーカー動向 新製品情報 環境情報
コンチテック・CO2排出量を削減したブランケットを開発

コンチテック・エラストマーコーティングス(本社:ドイツ)のブランケット事業部では、通常のブランケット生産工程とは異なるカレンダー製法を採り入れ、世界の標準的なブランケット生産工程におけるCO2排出量を約70%削減したコンチ・エアⓇHCラインの「クライメート・ニュートラル」を開発し、販売を開始した。
同時に、環境問題への取り組み一環として、数ある製品の中で同製品を対象にブランケットメーカーとしては世界初となるカーボンオフセットの導入をスタートしたことを併せて発表した。
今後も同社では段階を踏み、最終的にはHCラインに限らず、コンチ・エアブランケットの全てをカーボンオフセットが対象となるよう同社では準備を進めている。
今年3月に同社では、ドイツ・ノータイムにおいてオフセット印刷用ブランケットの生産工程において画期的なカレンダー製法によって、世界の標準的なブランケット生産工程で排出されるCO2を約70%削減した製品を開発することに成功した。
同時に、カーボンオフセットを行うことによって残りのCO2排出量を相殺(CO2ゼロ)し、地球温暖化防止に貢献する動きをブランケットメーカーとして世界で初めてスタート。
地球温暖化防止に貢献するため、パナマ・森林再生プロジェクトの支援に投資し、同社が現在排出している残りのCO2の相殺を実現したことにより、同社では「ピュア・プリンティング」と称し、同製品はクライメート・ニュートラルブランケットとして販売されることとなった。
コンチテックAGのハインツ・ゲハルド ヴェンテCEO(最高責任者)は「環境に優しい品質の総合的な解決策を求める業界において必ず当社の商品が存在していることから環境保護の強化とよりクォリティの高い生活レベルのために継続的に貢献することが当社の使命と考えている。印刷業界においては、クライメート・ニュートラルであるブランケットとともに、今後進んでいく将来において私たちが存在する」と語っている。
一方で、同社ブランケット事業部のDrトーマス・ペルコビッチ部長は「コンチテックエラストマー・コーティングス社は、エコ・フレンドリーで環境意識の高いブランケットメーカーとして評価を受けている」と説明するとともに、「世界初のメーカーとして、クライメート・ニュートラルのブランケットを供給できることを誇りに感じている。なおかつ、特別なコストを上乗せせずに当社のお客様へ提供することが達成できた」と述べている。

■カレンダー製法テクノロジーによるCO2排出量の削減

ブランケットの生産に利用されているカレンダー製法は、少ないカーボンフットプリントのCONTI―AIRⓇHCラインブランケットの主な役割を果たしている。
この製法の特徴は、従来の塗布工程と比べ、エネルギー消費を極めて少なくすることが可能なうえ、溶剤を使わなくて済むため、VOC排出量が大幅に削減できる。
カレンダー製法による製品のカーボンフットプリントの大きな効果としては、昨年の夏に定義されており、同社ではブランケットメーカーとして世界で初めてブランケットのライフサイクル査定の認証を受けている。
これは、オストヴェストファーレン―リッペ大学・環境エンジニアリング部門のDrマンフレッド・シエツ教授とマーティン・コマンダー・エンジニアの指揮によって行われ、CONTI―AIRⓇHCラインブランケットの場合、世界の標準的なブランケット製法と比較し、CO2排出量が70%低いことが分かった。
ペルコビッチ部長は「この数値は素晴らしいと思うが、当社の目標にはまだまだ十分と言えるものに到達していない。当社の目標はクライメート・ニュートラルのブランケットを供給することであるため、CO2排出量を中立化(ゼロ)する目的として、カーボンオフセットを行うことを決めた」と語っている。
エコ・フレンドリーであり、温暖化防止対策の対応を行うことは、現在の印刷業界において大きなチャレンジの1つである。より環境に適し、より環境に優しい印刷であるため、生産・材料・工程という全ての作業の中に対応策が存在している。
「当社のお客様がこの目標を達成することに貢献できるようカレンダー製法の導入とカーボンオフセットの取り組みを結合させた。これは他の競合メーカーよりも大きく進んだ取り組みであると確信している」とペルコビッチ部長は自信を示している。

■パナマ・森林再生プロジェクトによるCO2排出量の削減

コンチテック社では、残りのCO2排出量を中立化(ゼロ)にするため、カーボンオフセット・プロバイダーであるネイチャー・オフィス社を通じてカーボンオフセットを開始したことにより、パナマの森林再生プロジェクトを支援し、自然だけでなく、発展途上地域の経済的な生活にも貢献している。
植林によって、熱帯林のCO2を減らし、酸素を放出すると同時に、地下水の保護、土壌浸食の保護、希少動植物の生息にも貢献。長期間にわたる社会的利点は、マイクロ融資を実現するだけでなく、さらにその地域の人々とその生活を改善することに貢献していく。


キーワード カーボンオフセット   ブランケット   CO2
カテゴリ メーカー動向 新製品情報 環境情報
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