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大日本印刷(=DNP、北島義俊社長)は、丸善の書店店舗とDNPが東京・銀座に開設しているギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)において、近距離無線通(NFC:Near Field Communication)の機能を搭載したNFC携帯電話を利用した情報配信の実証実験を実施する。gggでの実験は7月5日~29日に開催している企画展の期間中に、NFCタグを内蔵したパネルを利用してNFC携帯電話へ展示作品に関する情報を配信する。また、丸善店舗では今年9月から、デジタルサイネージを利用したサービスを行う。
この実験は、KDDI(小野寺正社長)が行うNFC携帯電話の実証実験のパートナー企業として、DNPが他社に先駆けて実施する。パートナー企業は十数社が参加しており、それぞれの企業が独自の実証実験を行う。また、DNPは、パートナー企業として参加しているオリエントコーポレーション、クレディセゾンの実施する「MasterCard PayPassの発行、アクワイアリング、店頭利用実験」におけるパーソナライズシステム提供を行う。さらに、T-Engineフォーラムと共同で、東京都と国土交通省が連携して推進している東京ユビキタス計画で、銀座に設置しているucode ICタグに対する実験でNFCタグを提供する。
【実証実験の目的と概要】
現在、カタログやパンフレット、雑誌、ポスターなどに印刷された二次元コードを携帯電話のカメラで読み取り、そこに書き込まれたURLからWebサイトにアクセスする方法が多く利用されている。今回の実証実験では、URLや関連情報などが記録されたNFCタグに、NFC携帯電話をかざすことによってそのタグを読み取り、Webサイトへのアクセスや関連情報の閲覧などができるようにする。利用する生活者は、NFCを活用することでカメラでの二次元コード読み取りによるアクセス方法よりも、簡便に情報を受け取ることが可能。
今回の実験では、NFC携帯電話の3つの基本アプリケーションであるICカード機能、リーダーライター機能、Bluetooth連携機能の技術検証を行う。WebサイトへのアクセスやBluetooth機器への接続を簡便に行うなど、より利便性の高いサービスを提供するとともに、本実験を通して、ユーザビリティの評価やマーケティング効果の測定を行う予定。
【ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)での実証実験について】
gggでは、7月5日~29日の第288回企画展「2010ADC展」開催期間中に、次の2つの実証実験を行う。
①展示作品の近くに設置したNFCタグ内蔵パネルにNFC携帯電話をかざすことで、あらかじめNFCタグに記録されているURLを読み取り、Webサイトへのスムーズなアクセスを可能にする。このWebサイトは展示作品の紹介を行っており、作品名や作者のコメントなどを閲覧することができる。
②パネルに内蔵したNFCタグにはBluetooth設定情報も記録されており、Bluetooth®対応のNFC携帯電話をかざすと、作品や作者を紹介する音声データを試聴することができる。
【丸善店舗での実証実験について】
丸善店舗では、9月1日~15日に、次の実証実験を行う予定。
①丸善店舗内にNFCタグを内蔵したポスターやPOPを設置し、NFC携帯電話をかざすことで、Webサイトへのスムーズなアクセスを可能にする。今回の実証実験では、書籍『成功するポイントサービス』の試読コンテンツを閲覧できる。
②NFCタグを内蔵したポスターにBluetooth対応のNFC携帯電話をかざすと、書籍の著者のコメントの音声データを試聴することができる。
③丸善店舗内のデジタルサイネージ(電子看板)『マルエムビジョン』の横に設置した非接触ICカードのリーダーライター「プチポルタ」にNFC携帯電話をかざすことにより、スムーズに書籍紹介のWebサイトにアクセスすることができる。

NFCタグ内蔵ポスターを
NFC携帯電話で読み取る
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