凸版印刷 流通向けの低価格ICタグ「SMARTICS-U」の提供を開始
2017年09月11日
凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長)は、流通店舗向けに商品情報を管理する低価格ICタグ「SMARTICS-U(スマーティクス・ユー)」を開発、1枚約5円という低価格を実現した。凸版印刷は同製品を、従来提供しているクラウド型統合ID認証サービス「ID-NEX(アイディーネックス)」と組み合わせた商品トレーサビリティ管理サービスとして、2017年9月中旬から提供を開始する。
 「SMARTICS-U」は、凸版印刷が開発した低価格ICタグ。クラウド型統合ID認証サービス「ID-NEX」と組み合わせることで、店頭での在庫管理、個品レベルでの商品トレーサビリティ、棚卸し作業の効率化など商品のライフサイクルをトータルに管理できる。また、循環資材管理や真贋判定、顧客満足度向上などのアプリケーションも標準装備し、クラウドでサービス提供を行うため、初期コストや導入負荷を低減できる。
 なお同サービスは、2017 年9 月13 日(水)から15 日(金)に開催される「第19回自動認識総合展」(会場:東京ビッグサイト)のトッパンブースにて紹介する。

■ 「ID-NEX」の特長
・流通店舗での利用に最適な機能をパッケージ化
商品に紐づいた顧客向けキャンペーン管理や店頭での在庫管理、個品レベルでの商品トレーサビリティ、棚卸し作業の効率化など、流通店舗向けの機能をパッケージ化。導入負荷を軽減できる。
・管理ID 数が少ない小規模案件から数億の大規模案件まで幅広く対応
同サービスのID 管理にはアマゾン ウェブ サービスの提供するマネージドサービスを採用。多くのID を必要としない小規模案件から数億単位でのID が必要な大規模案件まで幅広い対応が可能。
・クラウドサービスにより、初期コストの低減、導入期間の短縮が可能
同サービスはクラウドで提供されるため、初期費用や導入負荷を低減できる。
・蓄積されたデータをビッグデータとしてマーケティングなどに活用可能
ID を読み取ることでサーバに蓄積されたデータは、ビッグデータとして分析することで、顧客のニーズに合ったサービスの展開が可能。
■ 価格
・SMARTICS-U: 5円台 (※1億枚ロットの場合)
・ID-NEX: 初期費用:約100万円~ (※ICタグ、ハード、初期導入作業費は除く)
月額費用:9.9万円~ (※各種オプションは別途。仕様により別途見積)
■ 今後の目標
 凸版印刷は、ICタグを商品製造工程から貼付する「ソースタギング」を実現する関連機器の提供も含め、本サービスを流通・メーカーの商品管理サービスとして拡販。2020 年に関連受注を含め約20億円の売上を目指す。また同サービス向けの低価格IC タグについて、さらなる低価格化の実現に向け、開発を進めていく。