大日本印刷 一人ひとりに最適な印刷物を提供するパーソナライズド・コミュニケーションサービスを開始
2018年08月02日
大日本印刷と100%子会社で企業の総合的なマーケティング施策等を行う社DNPコミュニケーションデザイン(以下:DNP)は、オンラインの閲覧行動や購買履歴などから、生活者一人ひとりに最適なタイミングで最適なコンテンツを印刷して届けるパーソナライズド・コミュニケーションサービスを開始した。同サービスは、株式会社ディノス・セシールのパーソナライズド・カタログ“Like it!”に採用され、同社の顧客生涯価値(Life Time Value:LTV)の最大化の支援を行った。

【パーソナライズド・コミュニケーションサービスの背景と概要】
人々のライフスタイルやニーズが多様化するなか、生活者一人ひとりに、最適にパーソナライズ化した情報を届けたいという需要が高まっている。その際、電子メールやWebサイト等のデジタルメディアの情報は、速報性やECサイトへのリンクで購入に直ぐに繋がるといった強みがあるが、ディスプレイに短時間表示されるだけで手元に形として残らならい。企業と顧客のエンゲージメント強化や顧客のLTV向上には、紙のDMやカタログなどのアナログ媒体を組み合わせることで、効果を最大化していくことができる。
DNPのパーソナライズド・コミュニケーションサービスは、デジタルとアナログのマーケティング施策を最適に融合することが可能。デジタルマーケティングと連携した施策の策定から、個々の顧客に最適な印刷データの生成、印刷、加工、発送、効果計測までシームレスに提供する。例えば、生活者がある商品を購入した際、その商品を活かすコーディネートプランを提案するパーソナライズド・カタログやDMを送付して、その効果を分析する。DNPは印刷技術とコミュニケーション施策のデザイン力を活かし、企業と生活者とのパーソナルなコミュニケーションを活性化し、LTV最大化とエンゲージメント強化を支援する。

【サービス実現に向けた汎用プラットフォームの概要と特長】
これまでDMやカタログなどの印刷物をパーソナライズ化するには、コンテンツや顧客情報を個別にレイアウトする必要があった。今回DNPは、印刷物のレイアウトに必要なデザインテンプレートと商品データ等を事前登録し、ECサイトやマーケティングオートメーション(MA)ツール等と連繋して、個々の顧客に最適化した印刷データを自動生成するプラットフォームを開発した。
これにより、施策の企画から実行までの時間を大幅に短縮できる。また印刷データの生成から発送までを一貫して行うため、顧客の行動を起点としたタイムリーな情報提供が可能になる。
さらに、顧客ごとにユニークなQRコードを記載して、WebコンテンツやECサイトなどに誘導し、その人が実際に購買したかなどを計測して、次の施策の検討に結びつけることも可能。





【今後の展開】
DNPは、デジタルとアナログを融合したマーケティング施策を支援するサービスをさらに充実させ、企業と生活者とのコミュニケーションデザインからコンサルティング、各種デジタルマーケティングツールとの連携、運用・実施・効果測定までを一貫して提供し、企業と生活者のエンゲージメント強化に貢献していく。2020年には、プリント領域で85億円の売上を見込んでいる。