日印産連 2018グリーンプリンティング認定制度表彰式を開催、GP資機材環境大賞を新設
2018年11月08日
 一般社団法人日本印刷産業連合会(日印産連、金子眞吾会長)は2018グリーンプリンティング認定制度表彰式を11月7日千代田区の経団連会館・経団連ホールで開催し、「2018GP環境大賞」および「2018GPマーク普及大賞」そして今年度、新設した「2018GP資機材環境大賞」を表彰した。GP認定制度は12年前に始まり、GP認定工場は現在390工場となり、東京都の発注基準『東京都グリーン購入ガイド』にGP制度が採用された。
 冒頭、浅野健日印産連副会長は、グリーンプリンティング認定制度ならびに「印刷と私」エッセイ・作文コンテストの経緯を紹介した。
 さらに、同副会長は「いま印刷物は1997年から毎年、減少している。それは様々な電子媒体により引き下がっている。人類が先に手にしたマスメディアの紙媒体は大変歴史が長く、人類との信頼性は一番実績がある。しかし資材を使用しないと印刷物が製造できない。森林資源への破壊のひとつという方もいるが、日本の製紙メーカーは多くのリスクを抱え海外で植林事業を行っている。短い時間で成木するアカシアやユーカリなど新たな種類の森林に励んでいる。また間伐材を使っているのも事実だ。けして用紙が環境破壊する元凶ではない。私たちは印刷物を製造する工程で環境負荷を減少する努力を今まで以上続けていく。そして、消費者の方々が印刷物が大切なメディアであると改めて訴求するよう努力していく。今日は私どもからクライアントの方を表彰する」と熱い思いを語った。
 次いで、表彰式に入り、浅野副会長からGP環境大賞・準大賞、GPマーク普及大賞・準大賞、GP資機材環境大賞を表彰した。
 引き続き、GP資機材環境大賞受賞者の挨拶があり、パネルディスカッション「GP制度をもっと普及させるために」が行われた。

2018年GP環境大賞・準大賞、2018GPマーク普及大賞・準大賞および2018GP資機材環境大賞の受賞者は次のとおり。各賞とも五十音順。
【2018GP環境大賞・準大賞】
GP環境大賞(4社・団体)
▽NTTタウンページ株式会社
▽大阪商工信用金庫
▽埼玉県議会
▽株式会社タカラトミー
GP環境準大賞(5社・団体)
▽株式会社ジェイアール東日本企画
▽ 宗教法人「生長の家」
▽東京都
▽東武鉄道株式会社
▽レインボー薬品株式会社
【2018GPマーク普及大賞・準大賞】
GPマーク普及大賞 (1社)
▽六三印刷株式会社
GPマーク普及準大賞(4社)
▽伊藤印刷株式会社
▽岩岡印刷工業株式会社
▽株式会社笠間製本印刷
▽株式会社文伸
【2018GP資機材環境大賞】
GP資機材環境大賞・資材部門(1社)
▽ 富士フイルム株式会社
GP資機材環境大賞・機材部門(1社)
▽株式会社SCREENグラフィックソリューションズ

日印産連では印刷業界の環境配慮自主基準を達成した工場・事業所を認定するとともに、同基準に適合した印刷製品への「グリーンプリンティングマーク(GP マーク)」表示、並びに印刷工場が使用する資機材の認定など、印刷総合環境配慮制度「グリーンプリンティング認定制度(GP 認定制度)」の取り組みを進めている。
GP 環境大賞は、地球環境への負荷低減に熱心に取り組まれているとともに、GP 認定制度への深い理解と制度の積極的活用をしていただいていることに敬意と感謝の意を込めて贈るもの。2018GP 環境大賞は、2017 年度(2017 年4 月から2018 年3 月まで)にGP マークを表示した印刷製品をより多く発行した企業・団体に授与した。
また、GP マーク普及大賞は、GP マーク表示にもっとも貢献したGP 認定工場を他の工場の模範として表彰するもの。2018 GP マーク普及大賞は、2017 年度(2017 年4 月から2018 年3 月まで)にGP マーク表示印刷製品をより多く受注し、GP マーク普及に貢献したGP 認定工場(印刷会社)に授与した。
そして、今年度新たに創設したGP 資機材環境大賞は、印刷工場の環境負荷低減及び作業環境改善に貢献し、GP資機材認定製品を積極的に提供していただいている資機材メーカーに贈る。2018 GP 資機材環境大賞は、2017 年度(2018 年4 月1 日現在)におけるGP 資機材認定製品の登録が最も多い資機材メーカーに対し、資材、機材の部門別に授与した。


GP環境大賞受賞者 小山薫堂氏と浅野健副会長をはさんで



 GPマーク普及大賞、準大賞受賞者 小山薫堂氏と浅野健副会長をはさんで



 GP資機材環境大賞受賞者 小山薫堂氏と浅野健副会長をはさんで