プリデジ協 辻会長が留任、相互の発展に貢献していくことを目指す
2019年05月15日
 プリプレス&デジタルプリンティング機材協議会(プリデジ協、辻重紀会長)は5月14日、港区元赤坂・明治記念館で令和元年度通常総会を開催し、役員改選で辻会長が留任した。総会の恒例行事として、講演会と懇親会が併せて開催され、講演会は国際日本文化研究センター助教の呉座勇一氏を講師に迎え、『時代の転換期を読み解く~応仁の乱です現代』をテーマに講演した。
 総会に先立ち、辻会長は「令和となり、一般参賀が一千万人となり祝賀ムード一色だが、経済では米中貿易摩擦で景気判断が6年ぶりに悪化となった。印刷会社を見ても紙の需要が逼迫し仕事ができないなど不透明感が増している。個人的には令和は平和で豊かな時代になってほしい」と述べた。
 さらに、昨年開催されたIGAS2018にふれ「プリデジ協も団体の一つとして役割を果たすことができた。早いもので、来年6月16日からdrupa2020が開催される。例年より1ヶ月遅れの開催だが、プリデジ協から出展する企業も多く視察も多いかと思う。昨年のIGASではスマートファクトリーやデジタルプリンティングだったが、drupa2020でもキーワドの一つになるかと思う。1社で全部解決することは難しくなってくる。アライアンスが重要だ。印刷会社では従業員の確保が大きな課題となっており、生産性を上げて課題解決していくネットワークづくりと、情報交換の場としてプリデジ協がお手伝いしていく。今日の懇親会も有効に使って頂きたい」と挨拶した。
 次いで、辻会長を議長に選出して議事に入り、平成30年度事業報告および決算報告、剰余金処分案など承認された。
 引き続き役員改選に入り、新役員が選出され、令和元年度事業計画と同収支予算が可決された。令和元年の事業計画は会員各社のさらなる発展、向上を図るべく、会員にとって有意義な講演会を中心に活動していく。また、ユーザーおよび関連団体と密接に連携し、市場の技術・業態の変革に対応した事業活動を展開することで、相互の発展に貢献していくことを目指す。
 特に、従来のプリプレスに加え、伸長著しいデジタルプリンティング分野に関する市場・技術動向調査、意見交換を行い業界に貢献する。
 部会活動についてはこれまでの取り組みを総括しつつ、さらなる活性化と目指し種々の活動を進めていく。
 さらに、「IGAS2020」に対し、主催団体としてその成功に向け取り組むとともに、印刷産業界に有益な情報を幅広く発信していく。

新役員は次のとおり(敬称略)。
▽会長:辻重紀(富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ 代表取締役社長)
▽副会長:荒井純一 (コニカミノルタジャパン 特別顧問)、柿田高徳(SCREENグラフィックソリューションズ 代表取締役社長執行役員)
▽常任理事:宮前光男 (キヤノンマーケティングジャパン マーケティング統括部門 プロダクションプリンティング企画本部 本部長)、芝田規一 (コダック 常務執行役員 プリントシステム事業部 プリントシステム営業本部 副本部長)、松田進(コニカミノルタジャパン マーケティング本部 プロダクション事業統括部 事業企画部 部長)、酒井亨 (SCRREN GPジャパン B.I統轄部 統轄部長)、公盛茂 (富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ 執行役員 経営企画本部長)
▽理事:松井信幸 (旭化成 感材営業部 副部長)、平嶋明人 (サカタインクス オフセット事業部 東京営業部長)、笠原雅弘 (DICグラフィクス 事業+α推進本部)、津田積善 (デュポン・スペシャルティ・プロダクツ エレクトロニクス&イメージング事業部 事業部長)、岡本稔 (東洋インキ 機能材営業本部 システムソリューション営業部 部長)、東條好光 (日本アグファ・ゲバルト 理事)、高上裕二 (三菱製紙 イメージング事業部 グラフィック&デベロップメント営業部 部長)
▽監事:山田資子 (きもと 管理本部 筆頭副本部長)、石井潤一 (東レ 印写システム販売部 販売第1課 課長)


辻重紀会長