プリデジ協 「2019年 会員の集い」開催、会員相互の情報交換の場に
2019年12月05日
 プリプレス&デジタルプリンティング協議会(プリデジ協、辻重紀会長)は12月4日、港区元赤坂・明治記念館で「2019年 会員の集い」を開催した。今回は、山形弁研究家のダニエル・カール氏を講師に迎え、『日本の国際化~これからどうすればいい?~』をテーマに講演した。
 講演に先立ち、辻会長は「今年を振り返ると災害の多い年だった。台風15号・19号の後、豪雨があり甚大な被害を受けた。一日も早い復興を望む」と述べると共に、世界の経済概況にふれた後、「ラグビーワールドカップでの日本代表の大活躍を応援した。今日の講演会の国際化に関連し、ワンチーム、一つにまとまり方向性を示す、大きな勇気をもらった」と語った。
 また、来年6月にはdrupa2020がドイツで開催されるが、「会員の中で、出展する企業や見学などで参加する企業がある。最新のテクノロジー、新しい印刷方式やプリプレスが出展される。進化の激しい時代だが、プリデジ協をうまく使い、会員相互の情報交換の場として利用してほしい」と挨拶した。
 講演では、42年間、日本を見てきたダニエル・カール氏が自らの体験を踏まえながら述べ、「時代は変わったがどうコミュニケーションを取るか。古い先入観を捨て、日本に滞在している外国人はある程度日本語ができるという新しい先入観を持ってほしい」と訴えた。
 一方で、日本語の落とし穴として、“あいまいさ”を指摘し、「行ってきます」というように主語を使わないので誰が行くのかわからない、「あれ」など代名詞が多い。そして、婉曲的表現が多いなど説明した。 
 最後に、日本の美徳とされる謙遜にふれ、「日本では褒められたらそっくり受け止めない。自分のことをけなす。物をけなしたり、お土産を渡す時の“つまらないものですが”やバカ息子、愚妻、宿六など身内をけなしている」と述べた。しかしながら、山形でみつけた言葉「口でけなし、心で愛する」と締めくくった。
 講演会終了後、場所を移動して懇親会が開かれ、宴会の途中でお楽しみ抽選会が行われた。


 辻重紀会長