凸版印刷 「第42回 日本出版学会賞 特別賞」を受賞、『日本印刷文化史』の刊行および印刷博物館の活動全般が高く評価
2021年04月28日
 凸版印刷株式会社(東京都文京区、麿 秀晴社長)が運営する印刷博物館は、日本出版学会(会長: 塚本 晴二朗)の主催する「第42回 日本出版学会賞 特別賞」を受賞した。
■ 「日本出版学会賞」について
 日本出版学会賞は、日本出版学会が出版および出版に関連する事項の調査・研究を促進することを目的に、毎年1回、出版の調査・研究領域における優れた著作に対して授与するものです。将来性に富む優れた研究書に対しては奨励賞を、出版研究の発展に特に貢献した業績に対しては特別賞が授与される。
 今回、印刷博物館は『日本印刷文化史』(講談社刊)の刊行および印刷博物館の活動全般が高く評価され、特別賞が授与された。

・第42回 日本出版学会賞審査報告: http://www.shuppan.jp/jyusho/1203-422020.html

■ 『日本印刷文化史』について
 2020年に開館20周年を迎えた印刷博物館では、周年事業として常設展を中心とした展示スペースを刷新。同時に、印刷博物館が独自に構築する学問体系として「印刷文化学」を立ち上げた。「印刷文化学」とは、印刷と人々との関係を長期文化文明史的な視点から捉え直し、関わった社会や人びとの営みを検証する学問。
 『日本印刷文化史』(A5判、344ページ)はその取り組みの一環として、古代から現代までの日本で起きた歴史的事件と印刷文化の関係を、本編22章と6つのコラムでひも解いた。



(左)『日本印刷文化史』 (右)印刷博物館 展示室 © Toppan Printing Co., Ltd.

■ 印刷博物館の活動について
 印刷博物館は凸版印刷総合研究所の印刷史料館を前身とし、印刷全般に関する本格的な博物館として、2000年に開館した。
 開館以降、「ヴァチカン教皇庁図書館」(2002)、「印刷革命がはじまった グーテンベルクからプランタンへ」(2005)、「ミリオンセラー誕生へ!――明治・大正の雑誌メディア」(2008)、「印刷都市東京と近代日本」(2012)ほか、多数の企画展示および図録の作成、史資料の保存・公開、講演会等を通じて、出版研究に寄与してきた。
 また2020年10月に刊行された『日本印刷文化史』(講談社刊)は、文化史、メディア史、社会史的の要素を積極的に取り入れた、新たな視点による通史であり、本書の刊行を機に特別賞が顕彰された。