凸版印刷 抗ウイルス・抗菌加工の建装材が新型コロナウイルスの減少を確認
2021年04月28日
凸版印刷株式会社(東京都文京区、麿 秀晴社長)は、壁や建具などに使用する「抗ウイルス・抗菌対応オレフィン化粧シート」で、新型コロナウイルス(SARS-Cov-2)を試験株に用いた抗ウイルス性能評価試験を行い、ウイルス数の大幅な減少を確認した。
 
 このたび、凸版印刷は「101 ECO SHEET」などで2020年9月より製造・販売しているオレフィン製「抗ウイルス・抗菌化粧シート」を一般社団法人日本繊維製品品質技術センター(東京都中央区、山中 毅理事長、以下QTEC)に、抗ウイルス性能評価試験を委託し、ISO21702にもとづいた新型コロナウイルス(SARS-Cov-2)を試験株に用いた、時間経過によるウイルス粒子数の変化を確認する試験を行った。その結果、接種直後と比較して、24時間後に感染性ウイルス粒子が、99%以上減少していることを確認した。



(左)「101 ECO SHEET」「101 REPREA®」を施工した室内のイメージ、(右)抗ウイルス・抗菌クリアシートをスイッチに貼ったイメージ

■ 試験概要
(1)試験機関 :一般財団法人日本繊維製品品質技術センター
(2)試験方法 :ISO21702
オレフィン製化粧シートの表面に新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)懸濁液を滴下し、その上にフィルムを密着させ、25℃で24時間静置した後、シートから液を洗い出し、感染性ウイルス粒子の数を測定。
(3)試 験 株 :Severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 (SARS-CoV-2)
(4)試験対象 :当社の抗ウイルス・抗菌対応オレフィン化粧シート
(5)試験結果 :感染性ウイルス粒子数が、接種直後を100とした相対値評価で24時間後に0.26


〈注意〉
●抗ウイルス加工は、病気の治療や予防を目的とするものではない。
●本製品は感染予防を保証するものではない。
●掲載しているデータは試験結果であり、保証値ではない。また、実際の使用状況で同様の効果を保証するものではない。
●試験機関での結果であり、実際の使用状況で同様の効果を保証するものではない。
●医薬品や医療機器などの医療を目的とした製品ではない。
●試験に使用したSARS-CoV-2は変異株ではない。


■ 今後の目標
凸版印刷は建具や床材、壁材、什器(机・家具)などの表面に使用される化粧シートの高機能化を推進し、住宅市場をはじめオフィス、商業施設、医療施設、公共施設などにも展開する。また、国内のみならず海外市場へも積極的に拡販を進め、2022年度に関連受注も含め約700億円の売上を目指す。