セイコーエプソン 『PrecisionCoreプリ ントヘッド』のラインアップを拡充
2021年06月10日
セイコーエプソン株式会社(以下 エプソン)は、商業・産業領域において廃棄物の削減や環境負荷の 低減が可能な、デジタル印刷への転換加速に対応するため、『PrecisionCore(プレシジョンコア)プリ ントヘッド』のラインアップを拡充する。
ノズルレベルでのインク循環機能を初めて搭載した『D3000-A1R』をはじめとする、合計 3 商品を開 発し、2021 年度下期より発売する。これにより、インクジェットヘッドのラインアップは 5 シリーズ に拡充、多様なデジタル印刷用途に採用することが可能となる。





◆新商品の特長
① 『D3000-A1R』
・ノズルレベルでのインク循環に対応したことで、ノズル近傍の水分蒸発に伴う不具合を防止し、継続 して安定した印刷を行うことが可能となり、装置設計およびインク設計の自由度が向上(従来品 『PrecisionCore S シリーズ』で必要としていた、定期的なインクの吐き捨てやヘッドクリーニング が不要)
・1200dpi の解像度と高周波駆動を実現することで、既存のアナログ印刷に匹敵する画質・速度を、 デジタル技術で再現可能 ・複数ヘッドを並べる際に、ヘッド間の位置調整が不要であり、ヘッド組込
・交換時の作業時間を大幅 に削減可能

② 『S3200-A3』
・従来品『S3200-A1』に対して、周波数は 24kHz のままでインク滴サイズを 1.4 倍に増加。テキス タイルや段ボールへの印刷のような、印刷対象物とヘッドとの距離が広い状態でも高い印字品質と高 速印刷の両立が可能
・拡張性が高い S 形状デザインと堅牢性の高い構造はそのままに、幅広いニーズやアプリケーションに 対応可能

③ 『I3200(8)-A1HD』
・従来品『I3200(4)-A1』に対して、ノズル解像度を最大 1200npi(2 色使用時)に増やしたことに より、本シリーズの特徴である使いやすさとコンパクトさはそのままに、より高精細な画質を実現
・マルチパスでの印刷はもちろん、シングルパスでの高速印刷にも適する 今回発売する 3 商品により、テキスタイル・パッケージ・デコレーション等の印刷を、アナログ印刷から、廃棄物の削減や環境負荷の低減が可能なデジタル印刷への転換を主導し、消費地に近い分散印刷、必 要な時に必要なだけ印刷するオンデマンド印刷を実現する。 近年、環境負荷低減のため、水系インクによるデジタル印刷の需要が高まりつつある。エプソンは 独自の技術開発により、環境負荷を低減するデジタル印刷の拡大に寄与し、インクジェットによるイノベーションをさらに加速させていく。