凸版印刷 「オンライン施設見学ソリューション」を大幅アップデート、LIVE配信参加者のCXを向上
2021年06月11日
 凸版印刷株式会社(東京都文京区、麿 秀晴社長)は、工場・ショールーム・博物館・美術館などの施設見学をオンラインで行う「オンライン施設見学ソリューション」を2020年6月より提供している。
 このたび凸版印刷は、「オンライン施設見学ソリューション」をアップデートし2021年6月11日より提供開始する。
 本アップデートでは、事前に作成した施設内の360°映像や作業員の主観映像といった臨場感のあるコンテンツとともに、リアルタイムで参加者の反応を可視化する機能を追加し、双方向のコミュニケーションを図りながら、オンライン上でライブアテンドを行うことが可能になる。
 なお、提供開始に先立ち、完全オンラインで行われた凸版印刷の2021年度新入社員研修の一環として、トッパンコミュニケーションプロダクツ坂戸工場と凸版印刷の地方創生・観光立国の共創拠点「NIPPON GALLERY TABIDO MARUNOUCHI®」の2拠点のオンライン施設見学を、本アップデート版を活用して実施した。


「オンライン施設見学ソリューション」参加者PC表示イメージ

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、様々な見学施設が営業自粛やイベントの延期・中止に追い込まれるなか、各施設は従来の見学や体験、コミュニケーションの手法を見直し、新たにオンライン工場見学などのLIVE配信型の体験サービスを実施している。
 しかし、ライブ配信の実施においては、案内・説明者や撮影者などスタッフの運用負荷や、施設内のインターネット環境整備などの物理的な課題に加え、参加者の反応が読めず一方的なコミュニケーションになってしまうといった課題がある。
 そのような課題に対し、凸版印刷は、これまで培ってきた様々な体験・コミュニケーションの設計ノウハウ、映像の企画・制作やオンラインスタジオの構築・運用のノウハウを活かし、2020年6月から提供している「オンライン施設見学ソリューション」をアップデート。事前に撮影したVR映像をはじめとした映像コンテンツとオンライン配信を組み合わせるとともに、感情確認デバイス「GX(Good Xperience)–ボタン」を活用し、リアルタイムで参加者の反応を計測、可視化することで参加者のニーズに合わせた配信を可能とする。
 同サービスで、よりスムーズに参加者と遠隔の施設を繋ぎ、臨場感のあるコミュニケーションを実現する。

■ アップデート詳細
・事前に撮影した360°VR映像や作業員の主観映像などのコンテンツでCXを向上
 参加者のニーズに合わせてアテンドを行うことができる360°VR映像や、実際に作業しているような疑似体験ができる作業員の主観映像など、事前に撮影した臨場感のある映像コンテンツを用いてライブアテンドすることで、現地のネットワーク環境等に左右されず、安定したクオリティで配信を行うことが可能。

(左)360°VR映像イメージ(右)360°VR内埋め込み映像イメージ

・感情確認デバイス「GX–ボタン」を用いて、受講者のリアクションに合わせた見学を実施
 オンラインでは把握することが難しい参加者の反応を、感情確認デバイス「GX-ボタン」でリアルタイムに計測することで、参加者のニーズをLIVE配信に反映することが可能。
 事前に通信機能を持ったデバイス「GX-ボタン」が配布された参加者は「GX–ボタン」を押すことで、理解度を送信。集計されたデータはリアルタイムで可視化されます。これにより、参加者の理解度やニーズに合わせたアテンドが可能となり、参加者のCXが向上する。


「GX-ボタン」概要

■ 参考価格
150万円~
※実施内容により変動する。

■ 今後の目標
 凸版印刷は、「オンライン施設見学ソリューション」を工場やミュージアムなどの企業施設を中心に拡販していく。同ソリューションと連携したイベントやプロモーションなどを含むコミュニケーションビジネス全体で2023年度までに約50億円の売上げを目指す。